12月8日 午後2時より
12月の盛運祈願祭(八日講)と釈尊成道会ならびに針供養を厳修しました。
あいにくの雨模様でしたが、檀信徒約25名の方々がお参りになりました。
世の中は、クリスマスムードに包まれる時期でありますが
今年は節電の影響もあるのか、家庭での電飾をあまり見かけません
宗教的意味合いよりも、年中行事の一つになったクリスマスですが
仏教徒としては、釈尊成道会の方が重要な行事であります。
成道会なので、「仏」についてお話をさせていただきました。
皆さんに「仏」のイメージについて聞いてみると、仏像・仏陀・先祖 etc
という答えが返ってきました。
やはり金ピカの仏像や、大仏さんのような像を想像されるようですね。
で、いつも唱えている「妙法蓮華経」について
唱えている南無妙法蓮華経の 南無は帰命とか敬うなどの意味ですから
妙法蓮華経を敬っているいる訳です。
浄土系ならば、南無阿弥陀仏と阿弥陀仏を敬っている。
この妙法蓮華経とは、金ピカの仏像じゃないので、なかなかイメージが
難しいし理解しがたい。
日蓮聖人の『阿仏房御書』に
南無妙法蓮華経ととなうるものは、我身宝塔にして、我身又多宝如来也。
妙法蓮華経より外に宝塔なきなり。法華経の題目宝塔なり。
宝塔又南無妙法蓮華経也。今阿仏上人の一身は地水火風空の五大なり。
此五大は題目の五字也。
というのがあります。
今回は、この五大という一面から妙法蓮華経を説明させて頂きました。
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