2011年12月8日木曜日

12月 盛運祈願祭 釈尊成道会

12月8日 午後2時より
12月の盛運祈願祭(八日講)釈尊成道会ならびに針供養を厳修しました。

あいにくの雨模様でしたが、檀信徒約25名の方々がお参りになりました。

世の中は、クリスマスムードに包まれる時期でありますが
今年は節電の影響もあるのか、家庭での電飾をあまり見かけません
宗教的意味合いよりも、年中行事の一つになったクリスマスですが
仏教徒としては、釈尊成道会の方が重要な行事であります。

成道会なので、「仏」についてお話をさせていただきました。

皆さんに「仏」のイメージについて聞いてみると、仏像・仏陀・先祖 etc
という答えが返ってきました。
やはり金ピカの仏像や、大仏さんのような像を想像されるようですね。

で、いつも唱えている「妙法蓮華経」について
唱えている南無妙法蓮華経の 南無は帰命とか敬うなどの意味ですから
妙法蓮華経を敬っているいる訳です。
浄土系ならば、南無阿弥陀仏と阿弥陀仏を敬っている。

この妙法蓮華経とは、金ピカの仏像じゃないので、なかなかイメージが
難しいし理解しがたい。

日蓮聖人の『阿仏房御書』に
南無妙法蓮華経ととなうるものは、我身宝塔にして、我身又多宝如来也。
妙法蓮華経より外に宝塔なきなり。法華経の題目宝塔なり。
宝塔又南無妙法蓮華経也。今阿仏上人の一身は地水火風空の五大なり。
此五大は題目の五字也。
というのがあります。


今回は、この五大という一面から妙法蓮華経を説明させて頂きました。

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