2012年3月20日火曜日

平成24年 春季彼岸会法要

彼岸の入りにあたる3月17日 土曜日 午後2時より
春季彼岸会法要を厳修致しました。

例年よりも寒く、前日から雨が降り続いていたので心配しておりましたが
午前中で雨も上がってくれました。

土曜日と言うこともあり、約80名の檀信徒の皆様にお参り頂きました。


















法要の後、


諸行無常、是生滅法
この世のすべての現象は、絶えず変化しており
これらは、生滅の法である。

生滅の法は、苦である。


四苦八苦
根本的な苦しみである 生・老・病・死の四苦
さらに四苦を加えた八苦

この内の 求不得苦
求めるものが得られない苦しみ

苦をば苦とさとり、楽をば楽とひらき、苦楽ともに思合て、
南無妙法蓮華経とうちとなへゐ(唱居)させ給へ。
これあに自受法楽にあらずや。
いよいよ強盛の信力をいたし給へ。
『四條金吾殿御返事』

法話のアウトラインですが、この様なお話を致しました。




2012年2月21日火曜日

毎日新聞 2月21日号

2月21日付け毎日新聞の 「和~歌~Worker わたしのしごと」
当山院首が紹介されました。




2012年2月4日土曜日

節分厄除け祈祷

遍照寺の年中行事の「節分厄除け祈祷」が2月3日行われました。
11時からの一座目には約60名、18時からの二座目には約70名と
堂内がいっぱいになる参詣者でした。



















祈祷法要の後、住職より「平成24年度の方位吉凶」の説明があり
除災得楽には、法華経を信じ南無妙法蓮華経と唱えることが肝要との話があった。

法話の後、厄除け祈願者の皆様に奉納して頂いた餅まき
今年は、11時に4斗、18時に4斗の計8斗の餅がまかれました。



2012年1月24日火曜日

院首 叙勲を祝う会

昨秋、瑞宝双光章を受章した当山院首 福田恵誠僧正の叙勲を祝う会が
23日にホテルグランヴィア和歌山にて開催されました。

和歌山刑務所所長様はじめ、近畿教誨師連盟ならび和歌山県教誨師会、
和歌山県教誨事業後援会、発起人の皆様には色々とお世話になり有り難うございました。


















またご多忙の中、ご臨席頂きました皆々様にも重ねて御礼申し上げます。

2012年1月17日火曜日

遍照寺役員会

平成24年度 遍照寺役員会を開催致しました。

平成24年1月14日(土) 10:00~11:30
於:遍照寺

遍照寺住職、遍照寺総代、遍照寺護持会役員の皆様にご参集頂き
下記の議題について報告とご協議を行いました。

議題
1.平成23年度 遍照寺行事報告
2.平成23年度 遍照寺護持会会計報告
3.平成24年度 遍照寺行事予定
4.その他

護持会関連では、
東日本大震災義援金(3万円)を和歌山県宗務所へ支出しています。
 和歌山県宗務所で取り纏めた金額は、1,790,322円で日蓮宗災害対策本部へ寄託しています。
 平成23年11月30日現在で、日蓮宗災害対策本部へ寄託された義援金は
 5億6829万7180円となっています。
 遍照寺護持会からの義援金活動は、継続して行われます。


■遍照寺本堂内のマイク設備が老朽化しましたので、ワイヤレスマイク設備一式を護持会にて
 購入しております。

■平成23年度は、宗祖日蓮聖人730遠忌でありました。
 遍照寺本堂に安置しています日蓮聖人座像の数珠一連を護持会よりご寄進頂きました。


平成24年度の行事予定は、年末に各ご家庭へ発送しました「暦」の裏表紙に印刷されています。

遍照寺護持会会員の皆様には、「会計報告書」と共に「平成24年度会費納入のお知らせ」を
発送させて頂きます。






2012年1月11日水曜日

鏡開き























松の内も過ぎ、もう11日。
本当に日がたつのは早いものです。
鏡開きも終われば正月気分も抜けて
平常運転に戻りましょう。

2012年1月9日月曜日

八日講(盛運祈願)

毎月8日の午後2時より厳修しています八日講(盛運祈願)
今年最初の八日講(盛運祈願)でした。


















皆さんに「つもりちがい十ヶ条」を配りました。

よく目にすることが多いこの十ヵ条ですが、普段の生活の中では
忘れがちになっている事の方が多いです。
一つ一つの項目を見ますと、年齢と共につもり違いしている事柄が
多くなってくるように思います。

この十ヵ条を実践できれば、あなたも仏に近づいているかも...



2012年1月3日火曜日

産土神

正月三ヶ日のご祈祷も終わり、午後から末っ子と散歩がてらに
地元の産土神様へお参りに行きました。

産土神、「うぶがみ」と読むと思っていたが「うぶすながみ」「うぶしなのかみ」「うぶのかみ」
と読むようである。土地神と言うこともある。

遍照寺の所在地の産土神様は、申酉の方角にある「刺田比古神社」である。
地元の人はあまり「岡の宮」といって正式名称では呼ばない。
「岡」というのは、現在の和歌山市広瀬・大新・城北・吹上・芦原・新南地区をいった様で
その産土神ということで「岡の宮」と言うそうだ。

















祭神は、道臣命 大伴佐比古命 である。
神武天皇東征にも出てくる「道臣命」、天照大神や八幡さんの様にポピュラーでは無いが
その歴史は古く、徳川吉宗公生誕の折にも関わることから有名である。

神社の表に、本日の祭礼「元始祭」とあった。
明治3年から始まった行事で、皇位の元始を祝ぐ儀式だそうで勉強になりました。

2012年1月2日月曜日

新年祝祷会

元旦の午前7時より遍照寺本堂にて、約20名の檀信徒の皆様と
「新年祝祷会」を厳修しました。


















一、 道場偈
一、 觀請
一、 開経偈
一、 方便品
一、 自我偈
一、 神力偈
一、 観音偈
一、 五番神咒・普賢咒
一、 如説修行抄
一、 唱題
一、 祈祷肝文
一、 頂戴経
一、 祈願文
一、 四誓
一、 奉送

法要の後、「断捨離と一年の計」のお話をさせて頂きました。

断捨離という字を見ると仏教用語の様な感じがしますが、
部屋や家の整理について、クラターコンサルタントの やました氏が
提唱している言葉であります。

内容は
断・・・入ってくるいらない物を断つ
捨・・・家にずっとあるいらない物を捨てる
離・・・物への執着から離れる
というのが、この断捨離の大まかな内容です。

仏教用語でありませんが、物への執着から離れる というのは
まさに仏教で言うところの 煩悩の一つ「貧(とん)」に通じるものです。

人間は、「欲」がないと生きていけませんが、必要以上のものを求めない
という少欲知足・中道の心を、一年の計の一つに入れて頂きたいと思います。